スズキ スイフトスポーツ(ZC32S)用 リバースロックカバー

正方形

2020/8/2
第2ロットが無事に完売しました。本当にこんなものが売れるのかと不安でしたが、”こういうのを探していた!”というお言葉をいただき、みんカラへのレビューをしてもらうこともできました。ご購入していただいた方、ありがとうございます。

2020/1/19
ヤフオクで販売を開始しました

BOOTHのオフィシャルストアにて販売を開始しました
https://rinoproducts.booth.pm/items/1789208

7/12 改めて量産を行いました!準備が整い次第、ヤフオクにて販売を開始します!自動車関連はヤフオクがやはり見られることが多いので、ヤフオクでの販売を行うことにしました!

5/24 在庫が完売しました!購入してくださった皆さまありがとうございます!
現在追加製造を考えております。

ご興味ある方は購入検討ください

○プロダクト開発背景

マイカーがスズキスイフトスポーツ(MT)で、カスタマイズの一つでシフトノブ交換をしています。

ただこのシフトノブというのはどんなもにも交換できるかといえばそうではなく、メーカーやシフトの種類によって限定されていきます。

スイフトスポーツ(型式:ZC32S)は、リバースロック機構がついており、市販されているシフトノブはこのリバースロック機構対応のシフトノブしか交換ができない。

普通はこの対応シフトノブへの交換をするのですが、自分はどうしてもH社のtypeR用のシフトノブがつけたくて、取り寄せし、ボール盤で穴を加工、タッピングを行なって取り付けました。

つまり、非対応のシフトノブをつけているということです。

非対応のシフトノブをつけるとどうなるか・・・・

こうなります。

リバースロック機構のバネが見えていますね。正直ダサい。

これは良くないです。(といいつつ、2年ほど放置していました)

気づけばバネはちょっと錆びてしまい、見た目も良くなくなってきた。

これを隠せないか・・・?ということで開発をしたのが本プロダクトです。

○プロダクトの特徴

このリバースロックカバーはネジが切られており、ナットとしての役割も果たすようになっています。

元々六角ナットがシフトノブの軸に取り付けられており、これを代替しバネを隠すようにしました。

この六角ナットによりシフトノブの向きを決めたり、好みの高さにすることができるので、結構重要な部品になります。

試作の段階ではただのスペーサーのでいいだろうと考えていたのですが、カタカタしたり、くるくる回るのが気になったので、このような仕様にしたというのもあります。

試作はこのようになっていました。結局間に六角ナットが必要で、それがないと位置調整ができないんですね。

そこで最終的に前述の仕様にして、製造をしてみました。超マイナーな部品なので、小ロットで製造。製造個数はたったの5個です。

出来上がったリバースロックカバーは設計通りで、特に不具合もなく、リバースロック解除OK、バネも隠しOK、そして車の中で馴染むものになりました!

○量産について

この製品の製造をtwitterで呟いたら、ちょっとバズってびっくりしました。意外とみなさん興味あるんだなと思いました。

そこで、量産に関して少し書こうと思います。

今回は試作をして仕様が決まった後に、やってみようと思っていたCNC切削で量産をすることにしました。

しかもケチな私は国内を使わず、中国でアルミのCNCの切削からアルマイト仕上げまでやってもらうことにしました。

サクッと図面を描き、早速alibabaでサプライヤー探し。

ちなみに日本に限らず、CNC切削は図面を要求されることが多いです。基本図面が書けないと話になりません。仕様書が書けませんって言ってるのと同じことなんです。

正直、機械設計者でよかったと思います。

alibaba経由でいろんなサプライヤーに図面を提出して相見積もりを取りまくり、安いところを発見。

今回はShenzhen Sinorise Technology Co., Ltdという工場にお願することに。

アルマイトも正直テカテカのはちょっと車の中で目立つけど、コストを考えると仕方ないと思っていたら、サービスでサンドブラストもやってくれるとのことだったので、先方が提示してくれたカラーサンプルから選んで仕上げをしてもらいました。

なかなかいい感じです。クオリティもGOOD
中国のCNC、なかなかありですね。

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